2023-03-30
販促施策として、シリアルナンバー抽選キャンペーンの実施を検討している場合、シリアルナンバー抽選システムを導入すべきか?について悩んでいる担当者の方も多いかもしれません。
そこで、今回は、
を踏まえた上で
について詳しく解説していきます。
シリアルナンバー抽選キャンペーンは、商品購入が前提となる販促キャンペーンであり、商品の販促効果を高めることができます。
また、抽選によって当選者が決まるため、消費者にとっても当たりが出る可能性があることから、人気があります。
ただし、シリアルナンバーの抽選やプレゼントの発送など、運営に一定の手間やコストがかかることに留意する必要があります。
シリアルナンバー抽選キャンペーンの具体的な仕組みは、以下のようになります。
まずキャンペーン対象商品に付属するシリアルナンバーを、消費者が入力できる専用の応募フォームを用意します。シリアルナンバーは、商品パッケージに印刷されたランダムな数字(まれにアルファベットも含まれます)です。
そして、消費者が応募フォームにシリアルナンバーを入力し、その他必要事項を記入して応募します。応募回数に制限がある場合は、応募回数を制限する仕組みを設けることもあります。
キャンペーン主催者は、応募フォームに入力されたシリアルナンバーを正規に発行したナンバーか判定して、抽選します。
当選者には、メールやDM、電話などで当選を通知します。当選者には、景品や賞品の受け取り方法などを案内する情報が送られます。
また、当選者以外にも、特別賞など、シリアルナンバーに応じたプレゼントがある場合もあります。
キャンペーン期間中は、応募した消費者に、商品やキャンペーンの情報を提供するためのメールやDMなどが送られることもあります。
シリアルナンバーキャンペーンの抽選方式には、「インスタントウィン方式」と「後日抽選を行う方式」の2つがあります。それぞれの特徴について詳しく説明します。
インスタントウィン方式
インスタントウィン方式は、応募時に即座に当選の可否がわかる方式です。
応募者は、シリアルナンバーを入力することで、すぐに当選かどうかが分かります。当選者は、応募時にシステムがランダムに決定するため、抽選の運営が簡単で、参加者のモチベーションも高くなります。
また、当選者が多くてもその場で結果が分かるため、当選者には早く景品や賞品を受け取ってもらえる利点があります。
後日抽選を行う方式
後日抽選を行う方式は、シリアルナンバーの応募期間が終了した後に抽選を行う方式です。シリアルナンバーの応募期間が終了するまで、当選者が誰なのかわからないため、参加者が期間中に何度も応募する可能性があります。
そのため、抽選に必要な時間や運営コストが多くなる場合があります。
しかし、後日抽選を行う方式は、参加者に期待感を持たせることができるため、キャンペーンのPR効果が高くなることが特徴です。
また、抽選の透明性が高く、公正性が担保されるため、参加者からの信頼度が高くなる場合があります。
どちらの抽選方式を選ぶかは、キャンペーンの目的やターゲット、参加条件、当選者の選定方法、運営コストなどによって異なります。
また、キャンペーンを展開する際には、参加者への説明や規則の明確化、運営に必要なシステムや設備などの整備が必要になります。
シリアルナンバー抽選キャンペーンを実施するメリットは、以下のようなものがあります。
シリアルナンバー抽選キャンペーンは、商品やサービスの販促効果が期待できます。
キャンペーンに参加するためには、商品を購入したり、サービスを利用したりする必要があるため、販売促進につながることが多いです。
また、キャンペーンの景品や賞品が魅力的な場合は、商品やサービス自体の認知度が上がり、新規顧客の獲得にもつながります。
シリアルナンバー抽選キャンペーンは、参加者が製品やサービスに興味を持ってもらえる機会を提供するため、ユーザーのエンゲージメント向上につながります。
また、当選者に対するリアルタイムな連絡や、当選者からの反応に対する対応など、キャンペーンを通じたコミュニケーションがブランドイメージの向上にもつながります。
シリアルナンバー抽選キャンペーンは、参加者のデータを収集することができます。
データを分析することで、ターゲット層の特定や、商品やサービスの改善点の把握など、ビジネスに役立つ情報を得ることができます。
※参考:応募データは宝の山!どうやるデジタルキャンペーンの応募データ分析
シリアルナンバー抽選キャンペーンは、ユーザーが商品やサービスを使用する機会を提供するため、ブランドの認知度向上につながります。
また、キャンペーンに参加したユーザーがSNSでシェアしたり、口コミで広めたりすることで、さらなる認知度の向上が期待できます。
以上のように、シリアルナンバー抽選キャンペーンを実施することで、販促効果やエンゲージメントの向上、データの収集や分析、ブランドの認知度向上など、多くのメリットが期待できます。
※参考:販促施策とは|コロナ禍で変わった消費行動に対応する販促施策に必要なコトとは?
シリアルナンバー抽選キャンペーンを実施するために必要な手順は以下の通りです。
まず、キャンペーンの目的を明確に設定します。例えば、商品やサービスの販促効果の向上や、新規顧客の獲得などです。
また、ターゲット層を決定し、それに合わせたキャンペーン内容や景品、賞品を選定します。
キャンペーンの期間や応募方法、当選の基準、景品や賞品の種類と数量、発送方法など、キャンペーンのルールを明確に設定します。
また、キャンペーンの参加資格や注意事項など、詳細な説明文を作成します。
キャンペーンページを作成し、キャンペーンルールや応募方法、景品や賞品の説明などを掲載します。
また、応募用のフォームやシリアルナンバー入力欄、プライバシーポリシーなども掲載します。
キャンペーンに応募するためのシリアルナンバーを発行します。
シリアルナンバーの発行数や範囲は、キャンペーンの目的やルールに合わせて決定します。
キャンペーン期間中に、シリアルナンバーを入力して応募する参加者が集まります。
応募者のデータやシリアルナンバーは、厳重に管理し、抽選前にシリアルナンバーの重複チェックを行います。
当選者を抽選し、キャンペーンページやSNSなどで発表します。
当選者には、応募時に入力した連絡先に連絡をし、景品や賞品を発送します。
※参考:キャンペーンでおさえておくべき景品表示法とは?キャンペーン期限の制限はあるの?
キャンペーンに参加したユーザーのデータを分析します。アクセス数や応募者数、当選者数などを把握し、参加者の傾向や行動パターンなどを分析します。分析結果をもとに、今後の販促活動やキャンペーンの改善点を検討します。
前回のキャンペーンの反省を踏まえて、次回のキャンペーンの企画を立てます。参加者が増えるように、景品や賞品の種類や数、キャンペーンのルールなどを改善することが考えられます。
また、参加者の傾向や行動パターンなどを考慮して、キャンペーンのターゲット層や実施期間、PR活動なども検討します。
以上が、シリアルナンバー抽選キャンペーンを実施するために必要な手順です。
キャンペーンを実施する際には、参加者からの問い合わせ対応や、当選者とのやりとりなど、細かな部分まで準備を整えておくことが重要です。
また、キャンペーンの効果を高めるために、SNSなどで情報発信するなどのPR活動も行います。
キャンペーンが終了した後は、参加者のデータの分析を行い、次回のキャンペーンに活かします。
キャンペーンを実施する際には、参加者の情報や個人情報の管理、景品や賞品の発送、反省会や改善点の検討など、多くの工程があることを忘れずに行う必要があります。
シリアルナンバー抽選キャンペーンを実施するために、シリアルナンバー抽選システムを導入することが望ましいです。
以下に、その理由とシリアルナンバー抽選システムのメリットを説明します。
シリアルナンバー抽選システムを導入することで、参加者の応募データを一元管理し、公正かつ透明な抽選を行うことができます。
手動で行う場合、抽選に偏りが生じる可能性があるため、システムによる抽選が望ましいです。
シリアルナンバー抽選システムを導入することで、手動で行う場合に比べ、簡単な抽選プロセスが実現できます。
抽選プロセスが自動化されるため、スピーディーに抽選を行うことができます。
シリアルナンバー抽選システムは、参加者の個人情報やシリアルナンバーの管理に高度なセキュリティを確保しています。
手動で行う場合に比べ、データの漏洩や紛失のリスクが低くなるため、参加者の信頼性を高めることができます。
シリアルナンバー抽選システムを導入することで、参加者のデータを一元管理し、分析することが容易になります。
データを分析することで、ターゲット層の特定や、製品やサービスの改善点の把握など、ビジネスに役立つ情報を得ることができます。
シリアルナンバー抽選システムを導入することで、参加者のユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
システムによる抽選や、リアルタイムでの当選者の発表など、スムーズなキャンペーン運営が実現できます。
以上のように、シリアルナンバー抽選キャンペーンを実施する場合、シリアルナンバー抽選システムを導入することが望ましいというメリットがあります。
シリアルナンバー抽選システムの導入にはメリットも多いですが、以下のような注意点もあります。
シリアルナンバー抽選システムを導入する場合、システムの選定に時間とコストがかかることがあります。
システム選定には、価格、機能、セキュリティ、使いやすさなどの観点から、複数のシステムを比較検討する必要があります。
シリアルナンバー抽選システムを導入する場合、システムの導入や運用に対する技術力が必要となります。
システムの導入や運用に関する知識や経験がない場合は、外部のシステム開発会社などに依頼することが考えられます。
シリアルナンバー抽選システムを導入する場合、システムの不具合やトラブルに備えた対応策が必要となります。
万が一、システムがダウンした場合やデータの紛失などのトラブルが発生した場合に備えて、バックアップシステムの導入やデータのバックアップ、復旧方法などを事前に準備しておく必要があります。
以上のように、システムの選定には時間とコストがかかること、技術力が必要なこと、不具合やトラブルに備えた対応策が必要なことに留意する必要があります。
シリアルナンバーキャンペーンを実施する場合、キャンペーン事務局の運営はもちろん、キャンペーン企画などの準備も非常に業務負荷が高いと感じる担当者の方も多いです。
そんなシリアルナンバーキャンペーンの企画から設計、販促ツールの選定、運用、キャンペーン事務局代行、分析などを一気通貫でサポートするサービスが「キャンペーン缶DX」です。
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