2022-12-12
レシートキャンペーンは、レシート画像を購買証明として応募受付するキャンペーンです。
特定の商品の販売促進や、店舗への誘導促進ができる販売促進キャンペーンの一つです。
今回は、レシートキャンペーンの種類やレシートキャンペーンを導入するメリット、実施するために必要な準備などについて解説します。
そもそもレシートキャンペーンとはどのような目的で、どのようなキャンペーンのことを指すのか?を整理しましょう。
まずレシートキャンペーンは、特定の商品を購入したレシートを写真で撮影して、そのレシートの写真が参加条件となり、指定された応募方法で、その画像を送ることで参加できるキャンペーンになります。
レシートキャンペーンを実施することで、特定の商品の購買意欲の促進や、店舗への誘導を促進できます。店舗への誘導を目的にしたときに有効なキャンペーンが「レシートキャンペーン」です。
さらに、レシートキャンペーンは購入後のレシートがキャンペーン参加の条件になるため、今後の販売促進キャンペーンの企画やマーケティングに必要かつ貴重な購買データも有効的に収集することができます。
レシート応募キャンペーンは、消費者が参加しやすい販促施策の1つです。
普段の消費活動でもらえるレシートから簡単に応募できる手軽さから、消費者がキャンペーンに応募しやすくなっています。
そのため、レシート応募数も増加しやすく、効果的な販促施策になりやすいです。
また、消費者だけではなく、レシート応募キャンペーンを実施する企業側にも大きなメリットがあります。
▼レシート応募キャンペーンを実施するメリット
上記に挙げたように、レシート応募キャンペーンを実施することで様々なメリットがあります。
そのため、レシート応募キャンペーンの実施する企業も多く、事例が多いです。
ただし、レシート応募キャンペーンの実施する場合、キャンペーン管理がしやすいようにレシートキャンペーンシステムを導入することが重要になります。
>キャンペーン缶DXのレシートキャンペーンでは、AIを使った「OCR読み取り」オプションもあります。
レシートキャンペーンは、大きくわけて、ハガキ応募とWEB応募の2つの応募手段があります。どちらの手段をとるか、はたまた、応募の条件をどのようにするか?によって、集まる応募数が変わるかもしれません。
なぜなら、レシートキャンペーンの認知経路や普段からスマホを使っているか、ターゲットによって異なるからです。そのため、ターゲットに合った応募手段を選択する必要があります。
そこで、レシートキャンペーンの応募方法とそれぞれの特徴について紹介していきます。
はがき応募の場合は、はがきに景品送付先の住所や必要事項を記入し、さらに購買証明となるレシートを貼り付けて、企業にはがき送付する応募方法です。
レシートをはがきに貼り付けるということが、少し手間を感じる年齢層の方もいるかもしれませんが、スマホやPCなどの操作が苦手と感じやすい高齢者の方などでも参加しやすい応募方法になっています。
また、レシートではなく応募シールなどをはがきに貼り付けて郵送するという応募方法のキャンペーンもあります。
はがきや応募シールの郵送で応募する方法は、簡単な作業ではあるので、高齢者をメインとして、幅広いユーザー層にアプローチしやすい手法です。
しかし、データ集計の手間もかかったり、管理も煩雑になるケースが多いというデメリットがあります。
キャンペーンの施策自体もDX化が進んでいるので、最新のトレンドなどを知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
SNSで応募する方法は、Twitter、LINE、Facebook、InstagramなどのSNSを使う場合が多いです。
SNSでの応募方法は、キャンペーン内容や各SNSによって異なります。
キャンペーンを実施する企業が「リツイート」「いいね!」「フォロー」「友だち追加」などといった応募条件を設定している場合が多いです。
また、SNSなどでレシートキャンペーンの告知などをして、キャンペーン専用サイトが用意されているケースもあります。
キャンペーン専用のWEBページから応募するという方法があります。
キャンペーン専用のオリジナルドメイン下で動くランディングページ(以下LP)です。
キャンペーン専用LPからの応募方法の場合、PCとスマホのどちらでも応募が可能なので、普段PCをメインで使うユーザーでも、スマホをメインで使うユーザーのどちらにとっても参加しやすい応募方法になっています。
PCとスマホどちらからのアクセスがあることを考えると、キャンペーン専用サイトをレスポンシブ対応にしてUI/UXを整えておくことが参加率を高めるうえで重要になってきます。
また、レシートキャンペーンを実施するために、キャンペーン専用LPの準備をする必要が出てくるため、コストや準備を懸念するケースがあります。
また、キャンペーン専用LPページだけではなく、応募の管理システムの準備や集計システムなども必要になります。
キャンペーン缶DXでは、キャンペーン専用LPの準備から応募の管理・修正、問い合わせの事務局の代行まで一気通貫でレシートキャンペーンを安価にできるパッケージを用意しております。
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レシートキャンペーンは、特定の商品の購買意欲の促進や、店舗への誘導を促進することを目的にしたときに有効なキャンペーンです。
つまり、レシートキャンペーンを実施するメリットとしては、
になります。
また、レシートキャンペーンの参加条件として、購買証明のレシートや領収書、オンライン購入場合の購入完了メールのキャプチャ画像等を送付してもらうことで、簡単にクローズドキャンペーンやキャッシュバックキャンペーンが実現できます。
そして、特定の商品の購買証明となるレシートなどがキャンペーン参加条件になるため、販売促進だけではなく、購買データの収集も可能になります。
購入データは、マーケティングにおいて重要なデータであり、今後の販売促進の方針などを考える上で資産となります。
スマホの普及により、SNSレシートキャンペーンによる販促施策を実施する企業は多いです。
SNSレシートキャンペーンは、ユーザーの参加のしやすさに加えて、企業側にもメリットが多い販促施策です。
株式会社 ICT総研 (東京都中央区)が実施した、2022年度 SNS利用動向に関する調査によると、「日本のSNS利用者は7,975万人(普及率80%)、2022年末に8,241万人へ拡大」と言われています。
また、「ネットユーザーに占めるLINE利用率は77.4%、Twitter 38.5%、Instagram 35.7%」となっており、LINEやTwitterを活用したSNSレシートキャンペーンの導入のメリットが大きいと考えられます。
LINEやTwitterを活用したSNSレシートキャンペーンの導入の具体的なメリットは下記です。
企業側のメリット
ユーザー側のメリット
企業側のメリット
ユーザー側のメリット
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レシートキャンペーンを実施する場合は、下記のような流れになります。
①キャンペーン専用サイトにアクセス
②キャンペーン専用サイトの応募フォームへの入力
③応募フォームに入力した内容の確認
④サンクス画面(応募完了画面)
⑤サンクスメール(応募完了メール)
上記で解説したレシートキャンペーンの流れから、レシートキャンペーンを実施するためには何が必要か?が見えてきます。
①キャンペーン専用サイト
②応募フォームや応募管理システム
③応募完了メールの自動送信システム
④応募状況の管理システム
⑤キャンペーンに関する問い合わせ事務局
⑥景品・景品の発送
などレシートキャンペーンを実施するためには、必要なものは多いです。
また、デジタルをあまり使わないユーザーに対しても同時にアプローチしたい場合は、はがき応募も併用する必要があるでしょう。
レシートの情報を応募条件にするレシートキャンペーンでは、応募者全員分のレシート画像を人力で検査する必要があり、これは大変な時間と労力がかかります。
そこで抽選で当選者を決めるという条件でいきますと、当選候補者の画像を確認するだけで済みますが、集まった購買情報を集計することはできません。
応募を集めるためになにかと考慮すべきことが多いレシート応募キャンペーンでは、整えたりする準備に想定以上の工数と時間がかかり、キャンペーン実施の計画が遅れてしまうこともあるかもしれません。
後述のキャンペーン缶DXでは、OCRでレシート画像を読み取り、AIシステムによる検査で自動化する機能を追加開発しました。これによって、レシート読み取りの工数をおおはばに削減でき、コストを抑えることも可能になります。
レシートキャンペーンを成功させるためには、競合の事例を調査することは非常に重要です。競合他社の販促施策やキャンペーンの事例を調査することで、以下のようなメリットがあります。
競合他社の販促施策を調査することで、新しいアイデアや斬新なアプローチを得ることができます。
他社がどのようなレシートキャンペーンを実施しているのか、どのようなメッセージやデザインが効果的なのかを分析し、自社の販促施策に活かすことができます。
競合他社の販促施策を把握することで、自社の競争力を評価することができます。
他社がどのような特典やキャンペーンを提供しているのか、顧客のニーズにどのように対応しているのかを把握し、自社の差別化ポイントや改善点を見つけることができます。
競合他社のレシートキャンペーンなどの販促施策を追跡することで、業界や市場のトレンドを把握することができます。
他社がどのようなマーケティング手法やデジタルツールを活用しているのかを把握し、自社の戦略や施策の見直しに役立てることができます。
競合他社のレシートキャンペーンなどの販促施策を参考にすることで、自社の施策の優位性や改善点を把握することができます。
他社の成功事例や失敗事例を学び、自社の販促施策をより効果的にするためのヒントを得ることができます。
以上のような理由から、競合他社の事例を調査することは販促施策の改善や効果的なキャンペーンの設計において重要です。
ただし、競合を参考にしながらも、自社の独自性やブランドアイデンティティを保ちつつ、差別化を図ることが重要です。
>>販促施策とは|コロナ禍で変わった消費行動に対応する販促施策に必要なコトとは?
現在でもハガキにレシートを貼ってもらい応募する「レシート応募キャンペーン」を実施する企業様も多いです。WEB応募できるレシートキャンペーンシステムの導入する場合、どのようなメリットがあるでしょうか。
以下に、レシート応募キャンペーンシステムの導入が役立つ理由を挙げます。
レシート応募キャンペーンは、参加者にレシートの写真を撮影して応募してもらう手続きが必要です。
レシートキャンペーンシステムの導入により、参加者がレシートをアップロードしやすくなり、手間が軽減されます。
システムを使用すると、参加者のデータを一元的に管理し、効果測定に活用できます。
応募数や当選者の選出、応募者の属性などのデータが正確に記録され、キャンペーンの成果を評価できます。
キャンペーンシステムを使用することで、参加者への自動応募確認メールや当選者への自動当選通知などが容易に実施できます。
参加者とのコミュニケーションを効率化し、円滑な運営を支援します。
キャンペーンシステムにより、応募者の購買行動をスピーディに分析できます。どのお店でどの商品と一誌に買われているかといった分析から、キャンペーンの改善を行うことができます。
つまり、レシートというお客様の購買情報に基づいた意思決定が可能となります。
キャンペーンの規模や目的、予算などを考慮し、適切な方法を選択することが重要です。レシート応募キャンペーンシステムは、効果的な運営や効果測定をサポートするツールとして活用できることがあるため、導入の検討が一つの選択肢となります。
>>応募データは宝の山!どうやるデジタルキャンペーンの応募データ分析
レシートキャンペーンを実施する際、レシートOCR(Optical Character Recognition)読み取り機能があるシステムを導入することは非常に便利ですが、必ずしも必須ではありません。導入の必要性は、キャンペーンの規模や複雑さ、データ処理の効率などに依存します。
以下は、レシートOCR読み取り機能を導入することのメリットとレシートOCR読み取り機能付きレシートキャンペーンシステム導入で考慮すべきポイントです。
自動データ収集
レシートOCR読み取り機能を備えたシステムを使用すると、参加者が写真でレシートを撮影すると同時にレシートのの画像から瞬時にレシートの購買情報がデータ化され、格納されます。これにより、手作業で情報を入力する手間が省けます。
データ精度
現在のOCR技術は高い精度で、画像からテキストを読み取ることができます。目視や手入力に比べてエラーが少なく、データの正確性が向上します。
リアルタイム更新
データがリアルタイムで収集されるため、キャンペーンの進行状況を即座に把握できます。これにより、リアルタイムで結果を追跡し、参加者にフィードバックを提供できます。
コスト
OCR読み取り機能を導入するには、ソフトウェアやシステムのライセンス費用、開発・カスタマイズコスト、メンテナンス費用がかかることがあります。予算に合わせて評価しましょう。
キャンペーンの規模
キャンペーンが小規模であれば、手動でレシート情報を処理することも可能かもしれません。大規模なキャンペーンの場合は、OCR読み取り機能がより効果的です。
技術的な要件
OCRシステムの導入には技術的な要件があります。データベース統合やセキュリティ対策などを考慮する必要があります。
総合的に、キャンペーンの規模と予算、データ処理の効率化ニーズに応じて、レシートOCR読み取り機能を導入するかどうかを検討することが重要です。キャンペーンの成功とコスト効率を考慮して適切な判断を行いましょう。
レシートキャンペーンシステムを選ぶ際に考慮すべきポイントについて解説していきます。
まず、レシートキャンペーンの目的を明確にしましょう。新規顧客獲得、リピート購入促進、データ収集など、目的に合致したシステムを選びましょう。
レシートキャンペーンシステムがカスタマイズ可能であることが重要です。ブランドのイメージに合わせてデザインや設定を調整できるかどうかを確認しましょう。キャンペーンの独自性を保つためにカスタマイズ性は不可欠です。
レシートキャンペーンシステムは従業員が使いやすいことが大切です。インターフェースが直感的で、トレーニングが容易であるかどうかを確認しましょう。スムーズな操作がスタッフの生産性向上につながります。
ユーザーデータのセキュリティは最優先事項です。レシートキャンペーンシステムが適切なセキュリティ対策を備えていることを確認し、データ漏洩のリスクを最小限に抑える必要があります。
レシートキャンペーンは、画像を扱うため、サーバーの容量や通信のトラフィックが増加する可能性があります。レシートキャンペーンシステムがスケーラブルであることが重要です。将来的な成長に対応できるかどうかを確認しましょう。
データ駆動のマーケティングを行うために、システムがデータ収集と分析機能を提供していることが望ましいです。レシートキャンペーンの場合、お客様の貴重な購買情報が手に入るため、併売商品の分析や、来店店舗、時間など、購買分析へのデータ活用を考えましょう。
>>応募データは宝の山!どうやるデジタルキャンペーンの応募データ分析
問題が発生した際に頼りになるカスタマーサポートが提供されているかどうかを確認しましょう。スムーズな運用のためにサポートが必要です。
レシートキャンペーンシステムは、運用側にとっても負荷が小さく時代にあったキャンペーン手法といえますが、参加者(ターゲット)の属性によっては、従来のハガキ応募とも併用も考えてもよいでしょう。ハガキでもスマホでも参加ができるとすることで間口が広がり、より多くのキャンペーン応募者を獲得することに繋がります。
レシートキャンペーンシステムの価格は予算に合致しているかを確認しましょう。コスト対効果を考慮し、長期的な利益を見据えて選択しましょう。
システムを導入する前にデモやトライアル版を利用して試すことをおすすめします。実際の操作感や機能を確認し、適切かどうかを判断しましょう。
これらのポイントを考慮しながら、キャンペーンの要件に合致したレシートキャンペーンシステムを選びましょう。
先述の通り、レシートキャンペーンを含む販売促進キャンペーンを実施する場合、様々な手配などが想像以上に大変だったと感じる担当者の方も多いのも事実です。
そんなキャンペーンの企画から設計、運用、分析などを一気通貫でサポートするサービスが「キャンペーン缶DX」です。
キャンペーン缶DXは、印刷で90年、WEBで30年の実績と信頼の大王グループが提供するWEBキャンペーン支援サービスパッケージです。
ナショナルブランドをはじめ、多くの実績で培ってきたノウハウを活かし、販売促進キャンペーンを低コストで支援するサービスです。
などキャンペーンプランに応じた7つのパッケージを用意しているため、キャンペーンをスムーズに実施することが可能です。
レシートキャンペーンのお問い合わせ事務局の運営から、応募結果のレポートまで、ご要望に応じてサポートします。
キャンペーン専用サイトのランディングページ制作(独自ドメイン)はもちろん、個人情報の保管は、国内屈指の高セキュリティを誇るデータベース パイプドビッツ社の社SPIRALを利用しています。
その他オプションなども豊富に揃えているため、実施したいキャンペーンに応じてカスタマイズ可能です。
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