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企画開発本部 総合販売部
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2023-04-30
販促施策として「販促品」を配る施策を検討している場合、商品やサービスの特性やターゲット層に合わせた施策を考えることが大切です。
そこで、販促施策における「販促品」に関するノウハウを詳しく解説していきます。
販促品とは、商品やサービスを宣伝し、顧客の購買意欲を高めるために、企業がプロモーションの一環として配布する無料の商品です。
ロゴやメッセージが入った文具、キーホルダー、ノベルティグッズ、Tシャツ、ストラップ、カレンダーなど、モノを示すことが多いです。
モノは手元に残りますし、近くにいる方にも気づきを与えますので、販促品は、企業のブランドイメージを広め、顧客の記憶に残るようにするために使われます。
また、販促品は、WEBキャンペーンの景品やプロモーションイベントで来場者に配布されることが一般的です。
よく混同されやすい、マーケティングと販売促進、広告の違いを解説します。
マーケティング、販売促進、広告は、企業が商品やサービスを宣伝し、顧客の購買意欲を高めるために使用する概念ですが、それぞれ異なる意味を持ちます。
マーケティングは、顧客ニーズを分析し、商品やサービスの開発・価格設定・販売促進・販売チャネルの選定・顧客関係の構築など、広範囲な戦略的な活動を含む概念です。
販売促進は、販売促進活動を通じて商品やサービスの売上を促進するための実践的な手法です。例えば、クーポンや割引、キャンペーン、販売イベントなどがあります。販売促進は、消費者が商品やサービスを購入する際の最後の決断を促すことに焦点を当てています。
広告は、メディアを利用して商品やサービスを広く宣伝する手段です。テレビCM、ラジオCM、新聞広告、雑誌広告、ポスターなど、様々な広告手法があります。広告は、広く知名度を高めることや、ブランドイメージを構築することが目的となります。
簡単に言うと、マーケティングは戦略的なアプローチ、販売促進は実践的な手法、広告はメディアを利用した宣伝手段ということになります。
>>販促施策とは｜コロナ禍で変わった消費行動に対応する販促施策に必要なコトとは？
販促品の人気は、時代やトレンドによって変化しますが、以下は一般的に販促効果が高く、人気のある販促品の例です。
日常的に使用される小物で、ブランドロゴを入れることで企業のアピールにつながります。
日常的に使われる文房具で、企業名やロゴを印刷することで、認知度を高めることができます。
買い物や外出時に使うバッグで、大きな面積に企業名やロゴをプリントすることで、宣伝効果が高まります。
企業のブランドイメージをアピールするために、オリジナルデザインのTシャツを作成して配布することがあります。
スマートフォン関連のグッズは、認知度が高く、人気があります。スマホリングやスマホケース、イヤホンジャックなどがあります。
オフィスや家庭で使用される日用品で、企業ロゴを印刷することで認知度を高めることができます。
ステッカーやシールは、日常的に使われる小物で、企業ロゴを印刷することで、ブランド認知度を高めることができます。
手帳やノートは、日常的に使用されるもので、企業ロゴを印刷することで、長期間にわたって宣伝効果を持続することができます。
食べ物は、誰でも消費するもので、個包装にすることで企業のロゴやメッセージを印刷することができます。
以上のように、販促品の人気は、実用性やデザイン性によって異なりますが、商品やサービスに合わせて選定することが重要です。
参考：販促ツールにはどんな種類がある？｜店舗販促ツールやアイディアも紹介
販促品のメリットには以下のようなものがあります。
販促品に企業ロゴやメッセージを印刷することで、受け取った人が日常的に使用することで、ブランド認知度が高まります。
販促品は、日常的に使用するものや、実用性のあるものが多いため、受け取った人が長期間にわたって使用することができます。
そのため、記憶に残りやすく、再度購入する際に思い出されやすいというメリットがあります。
販促品を受け取った人が、その企業の商品やサービスを購入する可能性が高まります。
また、実用的な販促品を提供することで、顧客の満足度が向上し、リピート率が高まることが期待できます。
販促品は、企業が販売する商品やサービスをPRするためのツールとして活用することができます。そのため、販促品を通じてマーケティングの効率化を図ることができます。
販促品は、他社との差別化ポイントとなり、企業のアピールポイントとなります。
また、受け取った人が他人に見せたり、話題にすることで、口コミ効果を生み出すことも期待できます。
以上のように、販促品には多くのメリットがあり、ブランド認知度の向上や顧客獲得、リピート率の向上など、マーケティング活動に欠かせないツールの一つとなっています。
販促品には以下のようなデメリットと注意点が考えられます。
販促品は、企業のロゴやメッセージを印刷することや、製造することにコストがかかります。
また、大量に作る場合は在庫管理や配送などのコストもかかるため、費用が高くなることがあります。
販促品の品質やデザインが低く、受け取った人に不快感を与える場合、企業のイメージが低下することがあります。
また、配布方法が不適切だった場合、スパムメールのように受け取った人に嫌がられる可能性があります。
販促品には以下のようなデメリットがあります。
製造コスト：販促品の製造や購入にはコストがかかります。また、大量に作成する場合には、保管や配布にもコストがかかることがあります。
環境負荷：販促品の製造や配布には資源やエネルギーが必要であり、その過程で環境負荷が生じることがあります。
必要とされない場合の無駄：販促品は、顧客が必要としない場合には無駄になることがあります。また、顧客にとって不必要な商品やサービスを販売することで、企業の信頼性や信用に悪影響を与えることがあります。
差別化の難しさ：多くの企業が販促品を使用しているため、他社との差別化が難しい場合があります。
価値の低さ：販促品は「無料でもらえるもの」であるため、価値が低いと見なされる場合があります。また、価値が低い商品を配布することで、企業のブランドイメージが良くない影響を与える可能性もあります。
これらのデメリットにもかかわらず、より良い販促品作りへの探求や効果を高める工夫が継続されている背景には、販促品が、消費者と企業との関係を強化し、顧客ロイヤルティを高めるためには、有効な手段であるといえるからです。
適切なターゲット設定や品質管理を行い、環境に配慮した素材を使用することで、販促品のメリットを最大限に引き出すことができます。
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