2021-06-15
販促施策の計画作り、いつも悩ましいですよね。
感染症対策もあり、以前と同じ施策が通用しなくなってしまいました。販促効果を上げるため、販促の手法を最適化し続けなければなりません。
基本的なことばかりですが、販促の手法について整理してみます。
販促手法は次の4つだけ。効果の即効性の違いやデメリットもあります。
商品の良さ、特徴をお客様の目の前で見せたり、無料のサンプルを配布することです。
使用感や他社製品との違いがわかり、買っていただく動機付けとなります。実施には多くの人手がかかり、見込み客への平均的な訴求が難しいです。
お試し手法の具体例
クーポンやOFF券を配って集客したり、一時的な値引きやキャッシュバックでお買い得感を出します。
「今すぐ客」を呼び込み、高い販促効果が得られます。常態化すると、ニーズの先食いになるマイナス面もありますので注意が必要です。
ディスカウント手法の具体例
商品を買っていただいたお客様におまけやプレゼントをつけて、商品以外にもプレミアム感を出す手法です。
キャンペーンとして打ち出すことで、注目度が高まり、他ブランドとの差別化ができます。
広告コストや個人情報管理が必須。
プレゼント選びでは、ターゲットとずれたマニア受けになってしまったなど販促効果にムラが出ることも。
プレゼント手法の具体例
購入の都度、ポイントを付加したり、会員だけの割引や賞品をプレゼントする仕組みで長期的に核となるお客様を育てていく施策です。
会員として迎えるお客様に、商品とともにサービスを提供し、継続購入を促します。
中長期的な施策になるため、即効性はありません。
会員制手法の具体例
販促の手法は、上記の4つしかありません。目的にそってシンプルに考えれば、計画が立てやすくなりますね。
現在では、各々の手法を単独で実施することは、めずらしくなっています。それというのも昨今では、上記の手法をいくつかの「組み合わせ」て展開することで、多くのターゲットを掴もうとする企画が多くなっているからです。
例えば、マストバイキャンペーンの副賞に、メールでクーポン発行をするなど、複数の手法を組み合わせて展開することで、販促効果を高めることができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。