2021-06-28
印刷会社からみた、ネット印刷通販の視点ですが、簡単にまとめてみました。最後までお付き合いください。
印刷会社には、決められた営業担当者がおります。営業担当者は、得意先企業さまに寄り添い、印刷物の配布から仕様設定から、配布の手配まで対応します。時には、印刷データを利用したウェブ制作の相談など印刷物以外の注文や販促業務の改善につながる提案にも対応できます。
一方、ネット印刷通販では、窓口はネット上のサイトです。問い合わせは、電話やメールを介して行われ、サイト上に表記されているアイテム以外の注文には対応しません。印刷会社がネット印刷通販サイトを運営していることもあり、営業担当を立ててもらうこともできます。
当社には、インサイド営業という訪問しない印刷営業のチームがあります。インサイド営業は、印刷ネット通販のようなスピード感を持って、お客様企業のご相談に対応します。
当社へのご相談はこちらからインサイド営業が対応します
ネット印刷通販は、サイト上に価格や納期を表示しており、すぐに取引開始できます。また、ネット印刷通販サイト間で競争をしており、とても安価に印刷物を発注でき、発注スピードと価格がネット印刷通販の最大の利点といえます。
一方、印刷会社は、営業担当者が仕様をヒアリングしながら見積もりを作ります。納期も工場の管理部門に確認が入ることから、数日かかる場合もあります。ネット印刷通販のメニューにはない、紙質、仕上がりサイズの印刷アイテムを注文できますし、セット作業や数十万部といった大ロット印刷に対応可能です。例えば、複数のアイテムを同時に動かしたり、校正が入る場合などは、営業担当者が、スケジュール表を作成しますので、進行管理をおまかせいただけます。
小ロットで発注アイテムの仕様や納期が決まっていて、標準的色品質を求める印刷発注でしたら、ネット印刷通販をおすすめします。仕様と納期がわかっており、すぐに注文したい場合は便利です。
印刷に詳しくないユーザーにとって、印刷アイテムの用途や仕様は、複雑でわからないことが多く、受注生産のため、注文後の変更や返品は難しいといいます。そのためか、印刷ネット通販の多くのユーザーは、デザイン会社や我々印刷のプロも多いと聞きます。
一方、印刷会社は、営業担当者が、窓口になってご相談を伺います。印刷アイテムの制作から納品までを、フルサポートします。仕様の変更やスケジュール変更にも対応できる場合もあります。広告に著名人の写真を使う場合など、色品質にこだわりたい場合や特色インキや印刷通販が扱わない特殊な用紙も用意できます。
さらに、プリンティングディレクターという専門家が、印刷物の色品質を管理してくれます。印刷会社の最大の利点は、印刷物のクオリティに徹底的にこだわれるということなんです。プリンティングディレクターについて、詳しい内容を知りたいなどのご要望がございましたら、WEBフォームへお問い合わせいただくか、弊社営業担当者へお問い合わせください。
当社の見解ですが、決まったサイズ、とにかく価格ならネット印刷通販。色品質の管理をまかせられたり、さまざまな提案が無料で手に入れられるのは、当社のような印刷会社です。当社がいうのも何ですが、長く付き合える印刷会社を選びたいですね。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
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