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2022-04-28

印刷会社がこっそり教えるQRコード制作のポイント!表記には要注意?


広がるQRコードと紙媒体への利用


キャンペーンでも多く使われているQRコード、スマートフォンでQRコードを読み取る行為は、普通の時代になってきました。QRコードが広がっている大きな理由は、発明したデンソーウェーブ社が、特許は持つものの、無償で誰でも、QRコードの利用を可能(オープンソース化)としたからです。ここ数年でも、QRコードにスマートフォンをかざして支払を行うキャッシュレス決済も浸透しています。


QRコードは、印刷会社である私たちにとって、とても馴染みが深く、折り込みチラシ、製品カタログ、ダイレクトメールなどさまざまな印刷物へのQRコードの利用が進んでいます。今回は、QRコードを使った印刷物の制作方法のなかでも、重要なポイントをご案内します。


バーコードは数字だけ QRコードはURLを格納できる!


QRコードは、数字しか格納できないバーコードと比べて、アルファベット、記号、日本語(漢字)も使えて、約200倍の情報が格納できます。さらに、QRコードには、読み取り精度を落としてしまうコードの表面への汚れや破れ、そして折れ曲がりに対しても、情報を自動的に復元して認識できる機能を持っているのです。


手短な印刷物のQRコードで確かめてみましょう。多少斜めなっていても、曲がっていても、すぐに読み取れてしまうのは、その機能のおかげなのです。




QRコードで紙媒体からウェブアクセスさせる!


QRコード印刷のなかで、最も広まっている用途が、ウェブアクセスです。アナログな印刷物紙面から、デジタルなオンラインメディアへ瞬時につなげることができるQRコードは、スマートフォンの普及とその通信環境の進化とともに、広がってきたといえます。


QRコードの紙面レイアウトから印刷上のポイント



印刷物とQRコードの相性は抜群です。QRコードを印刷媒体に掲載する場合の注意しなければいけないポイントがあります。


QRコードの紙面制作についてのポイント1]


  • QRコードに埋め込みたい情報(URLなど)を正確に入力する
    ウェブアドレスは、余分なスペース削除、半角など正確なテキストを用意

  • QRコードのバージョンによって大きさが決まる
    情報量が増えるほどバージョンが上がり、QRコードは巨大化


  • QRコードのドット(セル)は0.2ミリ以上で印刷
    QRコードの最少単位の黒い四角は「セル」
    印刷する場合のセルの大きさは0.2ミリ以上を推奨(当社での印刷の場合)

  • QRコード周囲にマージンが必要
    QRコードのまわりに、白い余白が4セル分以上必要


  • QRコードの縦横比を変倍しない
    360°回転はOK。縦横比は変更せずに配置


  • QRコードの色はブラック
    濃度が認識対象。色はブラック(スミ版)、地色は白が基本

  • QRコードは近づけすぎない
    複数同時読み込みはできないため、複数コードは距離に注意


QRコードの紙面制作についてのポイント2]


  • 「QRコード」と表記する場合は、商標であることを明示
    「QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です」の記載が必要です。「二次元コード」など言い換えもありますが、「こちらへアクセス!」と一言添えるだけでも、ユーザーには理解できます。

  • QRコードにするコンテンツの更新に注意
    一例ですが、YouTube動画へのリンクをQRコードに変換する場合の注意として、YouTubeでは、同一アドレスで別の動画に差し替えはできないため、一度アップした動画のアドレスを対象とした、動画の更新は、できません。QRコードからは、自前のウェブサーバーへアクセスさせることで安全策になります。

  • QRコードは下版前にかならず読み取りチェック
    公開前のサイトへのジャンプする方法を確認しましょう。ウェブサイトと紙面制作が同時並行する場合があります。ウェブサイトの公開を待たずに下版する場合は、公開前のサイトアクセスの試験の方法をウェブ制作の担当者に確認しておきましょう。


QRコードをチラシに印刷するポイントまとめ|特に表記と余白に注意


今までご紹介してきたQRコードの紙面制作についてのポイントを改めて下記にまとめます。


  • QRコードに埋め込みたい情報(URLなど)を正確に入力する
  • QRコードのバージョンによって大きさが決まる
  • QRコードのドット(セル)は0.2ミリ以上で印刷
  • QRコード周囲にマージン(余白)が必要
  • QRコードの縦横比を変倍しない
  • QRコードの色はブラック
  • QRコードは近づけすぎない
  • 「QRコード」と表記する場合は、商標であることを明示
  • QRコードにするコンテンツの更新に注意
  • QRコードは下版前にかならず読み取りチェック

当社では、当社では、印刷物へのQRコード作成をご依頼いただいた際に、トラブル防止のためのサポートも行っております。キャンペーンサイト制作とQRコード(紙面制作)生成を同時にご支援できますので、QRコードを安全に制作できます!



QRコードを作る方法は?


QRコードは、無料で作成できます。当社にまるごとご依頼いただいてもOKですが、無料でQRコードを作成できるおすすめのサイトをご紹介します。




※QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。



QRコードにするのにおすすめのコンテンツとは?



折込チラシなどでQRコードを表記するときのおすすめのコンテンツについて、いくつかご紹介します。



①キャンペーン情報等の特設Webサイト


販促キャンペーンを実施する場合、折込チラシによる訴求も併せて実施することもあると思います。


そのようなときにはチラシにキャンペーン情報の特設WebサイトをQRコードにして載せることで、販促キャンペーン効果の最大化を図れます。



②SNSアカウント(Twitter/Facebookページ/Instagram/LINE公式アカウント)


SNSアカウントを軸に、販促マーケティングの強化をしている場合、Twitter/Facebook/Instagram/LINEなどのアカウントをQRコードとして制作して、チラシなどに載せることをおすすめします。



③サービス公式サイト/ホームページ


サービス公式サイトやホームページをQRコードにすることで、サービス内容や会社の信頼性アップを図れます。



④購入/申し込みフォーム


折込チラシなどで購入促進などのキャンペーン情報を載せている場合、購入/申し込みフォームをQRコードにすることで、購入動線がスムーズになるためおすすめです。



⑤Google マップ


店舗集客を考えている場合は、店舗の位置情報をわかりやすくすることが大切です。


Google マップを頼りに、店舗に向かうユーザーは多いため、Google マップをQRコードにすることはおすすめです。


>>QRコードを活用した店頭抽選キャンペーンのパッケージもご用意しています。




キャンペーンにQRコードを使う方法


QRコードは、長くて入力に不向きなウェブアドレスを渡す方法に最適ですが、QRコードを使ってキャンペーンをより気軽に参加してもらうためのアイデアをご紹介します。


キャンペーンでの購買証明「シリアルナンバー」をQRコードとして渡すことができる


キャンペーン缶DXのシリアルナンバーキャンペーンプランでは、数十万から数百万、あるいは数千万の大量のシリアルナンバーを生成を行うことができます。ひとつづつ異なったシリアルナンバーをシール印刷して、それを対象商品に貼り付けて展開します。
しかし、シリアルナンバーの生成量によっては、桁数を増やす必要があります。数字だけとはいえ、入力の手間が増えてしまうと、応募への心理的ハードルが上がってしまう恐れがあります。
当社には、シリアルナンバーを可変のQRコードに変換し、印刷する技術があります。この印刷技術と、キャンペーン缶DXのウェブフォーム側の仕組みを組み合わせることで、フォームへの入力が楽になり、応募の楽しさをアップすることができます。
上記企画アイデアは、カスタマイズ開発が必要なものもございます。詳細をご提案させていただきます。
また、大量のシリアルナンバーの生成と、製品シールへの可変印刷について実績もございますので、お気軽にご相談ください。




最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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